どーブログ

ドラえもんについて話したりするブログです«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク

地球交響楽考察・感想

7回くらい映画を見ちゃったので見ての気づきや考察をつらつらと書いていきます。ふせったーでやるようなものをたくさんまとめちゃいました!よかったら見てみてください!

もちろんネタバレありなのでネタバレ嫌な方は見ないようにしてくださいね!

 

 

・冒頭、、ウメ星デンカの第1話の冒頭じゃん!?ツボの中から王室1家が…!?(違った)

 

・電柱が楽譜みたいになってるの好き。音がない世界には鳥が1匹も止まってないの。

 

・河原の演奏会の後にのび太のぬいぐるみが目をこすってるんですけど昨年の映画の後のおまけ映像ののび太のぬいぐるみ寝ぼすけ設定を拾ってくれて嬉しかった。

 

・始めにほんやくコンニャクを使わず音楽室まで行ったのは言語も分からないどこの誰かも分からない相手でも歌(ミッカの歌)と言うだけでちょっとした信頼を得ることができるってのを伝えたかったのかな??と思った。映画でもミッカの歌が聞こえたことでドアを開けていくことを決めますし。

 

・ファーレの殿堂についてすぐ音が鳴って光るやつあれ子供の頃絶対好きだったってなる子供心くすぐって良かった

 

・音を記号で表すのアニメならではって感じでよかった。特に手拍子で三角の記号出るの好き

 

・研究室のラジオで流れたラジオDJ荒月さんが紹介した「フニャコフニャオさんからのリクエスト、荒城の月」

ここめちゃ好きでフニャコフニャオみたいな原作ネタも絡めての初期わさドラ映画によくある向井おさるみたいな1文字違い有名人(荒月の声は歌い手の天月さん)

そして何より、、ラジオに荒城の月リクエストする人いるの!?!?というツッコミ要素も地味に好きです笑

 

・ちょくちょくでた虎柄の猫、地味に新恐竜でのび家の向かいの家の中にいたから野良猫じゃないんですよね

 

・森とか花、山、道全てが楽器や楽譜モチーフになっててよかった。

 

・パロパロにしてもバッチ先生にしても本当はもっと深い設定あったんだろうなって感じた。かなり音楽家ロボにしても殿堂にしても深い所まで決めてあるのは感じたし、時間が無いからカットしたんだなって部分もたくさんあったから夏のプレミアム版買うの楽しみ。

 

・ムシーカ人のお墓、あれよく見るとメトロノームの形してるんですよね、、人の心が止まったことを止まってるメトロノームで表してるのが、こう、胸に来るものがあって好きです。

 

・今作は目立った描写はないけどしずかちゃんの描写が丁寧で好きです。お墓の中央にある女性の石像を見上げるミッカの横に行き「綺麗な人ね…」と話すシーンは本当にさり気ないのですが女の子同士だからこそ良いって気がして好きです。

他にも森から出る時にみんなタケコプターで飛んでいくのですがしずかちゃんは1回振り返ってタキレンさん達に手を振ってまた飛ぶんです。本当に意味がある訳でもないけど好きだな〜ってシーンです。

 

・中盤のカルディで流れてそうな音楽のシーン好き。音楽イモ使ってたり、ドラえもんのび太、しずかちゃんが向き合って微笑むシーンもなんだかありそうで中々ないシーンで好きです。 

 

・ワークナー(石丸幹二)の声量が凄くて見入っちゃった。

 

・ミッカとチャペックが地球に来るところなんか新鮮で好きだなぁ。ビルに「レストラン・カフェ「ゲスト」」ってのがあってココスへの対抗に感じました(絶対違う)

 

・マエストロが壊れてるところなんだか好きで、これから壊れていくドラえもんが壊れたマエストロ治すのなんだか好きです。

 

・マエストロの回想で災害にあって宇宙船で逃げるシーン、黒髪のマエストロに注目しちゃうけど顔を抑えて泣いてるモーツェルと隣にいるバッチ先生。普段明るいけどこんな時もあったんだって感覚とずっと2人並んでいる感じが好きだな。

 

・どこでもドアで博物館に入った時にフタバスズキリュウの化石が映るところがなんだかいいな〜ってなった。ドラ映画はここから始まったんだもんね。

 

・4万年前のカップル好きすぎる

 

・ミーナのくだり、あそこにわざわざのび太達が乱入せずミッカ1人に行かせたのは本当にいいなって思った。のび太たちは別に成長する姿を描かれてるからのび太側にもミッカ側にも寄りすぎずお互いにかつやくしててよかった。

 

・H!!!!

 

ドラえもんを直そうとするけどファーレが喧嘩するシーン、しずかちゃんが1番始めにのび太に合わすんだけど、今作は河原で演奏する時もタキレンさんのために音楽を奏でる時も終盤の音楽がないと思ったらあった時も(しずかのおもちゃ含め)しずかちゃんから演奏始めるんですよね。リーダーみたいにグイグイ出る訳でもないけど何事も前向きに進んで行動するしずかちゃんが現れてていいな〜ってなりました。

 

ドラえもんを治すためにみんながのび太に合わすシーン、のび竜を感じて好きなんですけど、地味に好きなのが

しずかちゃんが微笑みながら合わせて、スネ夫がドヤ顔で、そして今まで1番反発してたジャイアンが真剣に合わせててそれを見たのび太が目をうるっとさせるとこ言葉に表せないけど好きです

 

・ドラの拍手音好き

 

・今作の敵はノイズの胞子ですが、ノイズ自体も音楽だよというのを伝えてる描写があるんですよね。掃除機、トイレの流す音…みたいに。あくまでノイズ音にしてしまう生命体が敵なだけでノイズ自体は悪いように描かれてないのも良いなーと思う。

 

・大演奏会前、ノイズなんか追っ払っちゃえ!って言ってジャイアンのロボがロケットパンチ撃つの役目を果たした感あって好き。

 

・のび家の冷蔵庫にモンガーいるのいいな

 

・序盤に馬にのび太がしがみついた時「私のファーレじゃ足りない」と言ってたのに対し、終盤ミッカとのび太2人乗っても余裕そうに演奏会したのは、ミッカ自身も成長したことを表しているのかな??

 

・出会った場所の住民と一致団結したり、のび太達が少し不思議なミラクルを起こして、住民達がびっくりするみたいなシーンが好きなので本作は好きな要素詰まってるなって改めて思った。

 

・色んな人が映し出される中、戦地で死体の横でハーモニカ吹く兵隊さんが映し出されたのは武器を持つんじゃなく楽器を持って欲しいみたいな思いが込められてるのかなって思った。実際に今回の敵と戦う時、空気砲などは効かずコエカタマリン(声)とか楽器の演奏でダメージを与えていたので。

 

・夢かな、サビじゃなくて歌い出しを歌ったのは何が意図があるのかなって感じた。これから始まるというかなんというか、だいたいこういうのサビが多いから新鮮かつ、感想とか見てて歌い出し部分もこんなにイントロ覚えてる人いたんだって感動した。

 

ドラえもんらしい解決方法で好きだったな。地球に被害を出さず、殿堂の人たちが頑張って守る。けどそこはのび家のお風呂場だった見たいな。スケールが大きいのか小さいのか分からない少し不思議な感じがこれぞドラえもんって感じで好き。

 

・ムス子にニコニコ笑顔をさせるなんて…(怒)

 

野比、源、骨川、剛田両親がいる…!なかなか無いので嬉しい…のですがもう1人両親がいます、、それは、、出木杉!!!!!!!!!!

原作で声だけしかでてない出木杉ママが初の姿あり登場!原作に一回だけ出たパパもいましたよ!?

 

・描写は無いけどのび太は音楽家ライセンスでもヴィルトゥオーゾになったんじゃないかな??って思う。しずかちゃん達がヴィルトゥオーゾになった時にアイコンが大演奏会の時の服装なのはあの格好をする=ヴィルトゥオーゾっていう位置付けなんじゃないかな??って言う。EDでは有効期限切れになっちゃったけどそこがまたいい。

 

 

・服部先生とかミーナとか通常放送でも普通に出せそうなキャラ出たからたまにでいいからこの2人アニメで出て欲しいな。ちらっと映るくらいでいいから。

 

・あらかじめ日記がメインって出た時に2017年の誕生日スペシャルがあらかじめ日記メインかつ、この道具使うならこういう展開になるよねって話だった(敵に日記を奪われる展開)から今作が結構意外かつ凄くて拍手を送りたいくらいです。

 

・見る度に好きになっていくのでこの映画見れば見るほど沼る映画だと感じたなぁ

「ネタバレ注意⚠️」小説のび太の地球交響楽感想

ネタバレありです!!!!!!!ネタバレを回避したい方、見ないようにしたい方は十分気をつけてください!!!!!!!

⚠️ここから先、ネタバレ注意⚠️

映画の道具やキャラクターなどを(抜けはあるかもしれませんが)一応全て記してあるので確認用や映画を見たあとに小説と簡単に照らし合わしたい場合などにも活用ください!追記する可能性あり。

 

 

 

・舞台

今作の舞台は、地球・宇宙・宇宙船の3つでした。

回想などでは4万年前の地球・惑星ムシーカが出てきました。

大体の映画では旅先のことがメインで描かれるドラ映画ですが、今回は現代の地球上での出来事がしっかり描かれてました。

現代なのでコンサートホールやイヤホン、街頭ビジョンなどドラではあまり言及されないものも積極的に言及されていました。

 

ひみつ道具

オリジナル道具、原作道具含めかなり道具数が多い印象があります。

・原作道具                                                   

あらかじめ日記、タケコプター、

ムードもりあげ楽団、とりよせバック、

ロボッター、ほんやくコンニャク、どこでもドア、かべ紙ハウス、ネムケスイトール、ハッスルねじまき、メカ救急箱(メカのど飴)、技術手袋、

オモイデコロン、コエカタマリン、テキオー灯、

空気砲、名刀電光丸

・アニオリ道具

客よせチャルメラ(ジャイアンラーメンが来るより)

・今作オリジナル道具

運命の赤い糸、音楽家ライセンス、時空間チェンジャー

・道具(?)

エストロハット、なりきり指揮棒(ただのカツラと棒)

 

楽家ライセンスについて

レベルはビギナー、アマチュア、プロ、ヴィルトゥオーゾと達成ごとに上がっていく

楽器をキーホルダーみたいにして持ち歩ける(引っ張れば元の大きさに)

楽器と意思疎通できる

打楽器は楽器を変えることが出来る

 

・キャラクター

キャラクターもかなり多かったです。

●日常キャラ

ドラえもんのび太、しずか、スネ夫ジャイアン出木杉のび太のママ、のび太のパパ、のび太の先生、服部先生、主要キャラの両親

●映画キャラ

・ミッカ

明るい性格。歌うこと絵本を読むことが好き。のび太のことを「のほほんメガネ」と呼ぶ。地球交響楽では歌を担当。

・チャペック 

ミッカのお世話係。ミッカと二人で暮らしてきた。ヴェントーの一番弟子であり正義感が強い。地球交響楽では作曲、指揮を担当。

・モーツェル

ピアノ型の可愛らしい言えに住んでいる。バッチのことを先生と呼び、丁寧な口調のムシーカロボット。地球交響楽ではクラリネットを担当。

楽家モーツァルトがモデル。

・バッチ

電子音で喋っているが目覚まし時計を飲み込んでしまいジリリと声を出すようになった。モーツェルと一緒に住んでいる。地球交響楽ではティンパニを担当。

楽家のバッハがモデル(実際にモーツァルトはバッハを尊敬している。)

 

・タキレン、パロパロ(毛むくじゃら)

地球交響楽の際にはバイオリンを担当。

滝廉太郎がモデル。

 

・ワークナー

指揮によって工場を動かしている。オペラのように歌うのが癖。

地球交響楽ではトランペットのソロを担当。

作曲家、指揮者のワーグナーがモデル。

 

・マエストロ・ヴェントー

地球交響楽ではコントラバスを担当。チャペックの師匠。ベートーヴェンがモデル。

・ミッカの双子の妹、クロマニヨン人の少年

4万年前に地球に送られた双子の妹。

・ミーナ=フォーゲル

ドイツから来た世界的歌姫。ミッカを信じて縦笛を預ける。

 

・地球交響楽

第一楽章   爽やかで小刻みの良いリズム

第二楽章  音楽会の課題曲とムシーカの歌を合わせる

最終楽章  フィナーレに向けて盛り上がる。

                   最後の音はのび太の「の」の音。

 

・歴代映画オマージュ!?

今作では歴代映画オマージュでは無いかと感じた点がいくつかありました。

○雲の王国「エッチ」

皆さんご存知、雲の王国で壊れたドラえもんが叫ぶエッチ!という名シーン、小説ではそのオマージュのような展開が書かれてました!読んでた私自身も思わず口元が緩んじゃいました。

○新恐竜「イナゴの缶詰!」

のび太の新恐竜で謎にドラえもんがたくさん取り出していた「イナゴの缶詰」、今作でも出てきますし、今回は地味に重要(?)なアイテムになってます!

○新魔界大冒険(道具ドミノ)

新魔界大冒険で旧作にはなかったポケットに入れられた石になったドラのびがひみつ道具をドミノのようにして動かし良い方向に導く演出、小説でも似たような演出が描かれました!

 

・原作ネタ!?

冒頭あるラジオのMCが「ペンネーム、フニャコフニャオさんからのリクエストです」と言っていましたが…、原稿サボって何やってるんですか!?

 

・制作陣ネタ!?

冒頭に登場した音楽の服部先生、服部先生とはおそらく映画ドラえもんで音楽を担当されている服部隆之さんからきた名前だと考えられます!地味に制作陣ネタも昔から続く映画ドラの定番の1つなので見つけた時に少し嬉しくなっちゃいました♪

 

・昨年の映画との繋がり 

昨年の映画では未来の賞金取りのマリンバが登場しましたが、今年は楽器のマリンバが登場します。それだけでなく音を閉じ込める「吸音機」が空の理想郷にはあるなど繋がりがありそうです。今井監督の映画は宝島で南極カチコチの衣装を着させてたり、新恐竜でルカの帽子やムービットの人形があるなどしているので昨年の映画の小ネタはありそうですね。

 

・全体的な感想

この映画は映像にした際の演出、映像、音楽でかなり変わると思います。小説を眺めた感想では歴代トップを見込める出来栄えも秘めているし、その逆になる可能性もあります。なので神作とも悪い作品とも言えない感じですね。でも小説を読んで楽しめたこと、読んで映画を見ることがさらに楽しみになったこと、今まで見てきたミッカやチャペックに親近感が湧いたことは紛れもない事実なので楽しみに待ちたいと思います!!

 

「ネタバレ無し」小説のび太の地球交響楽感想

小説「のび太の地球交響楽」のネタバレ無しのただただ思った感想を並べていく記事です!

 

ひみつ道具多すぎ

 

チャペック可愛い

 

ミッカも可愛い

 

映画館で見たら絶対感動する(映像&音楽が重要になりそう) 

 

歴代映画オマージュでは!?!!!!

 

泣いた

 

ネタバレ無しで言えるのはこれだけです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

のび太の地球交響楽考察

のび太の地球交響楽の公開が決定しました!

おまけ映像や今回のポスターを通して考察みたいなのをしていこうと思います!

 

ひみつ道具

決定的に登場するであろうひみつ道具は、「ロボッター」です。こちらは空の理想郷の後に流れたおまけ映像で確認できます!楽器やおもちゃにつけて演奏していました!

音楽繋がりでは、「音楽イモ」「ムードもりあげ楽団」辺りが有力かなと思います!

 

ゲストキャラ 

今回発表されたポスターに光る物体がいます。四分休符に羽が生えたような虫でした。四分休符は音を止める符号なので音楽を消そうとしている敵の虫なのでは?と思います。

おまけ映像では犬のぬいぐるみ、ブリキの兵隊、お姫様の人形、ロボットにロボッターがついていました。彼らも活躍しそうです。

 

キャッチコピーの意味

キャッチコピーは、「ドレミファソラシ…ノ?」です。こちらの、ノはNOから来ているのではないかと考えます。

まず、この映画は地球から音楽が消える危機を救う物語。

ドレミファソラシが音楽を表すのであれば、それを消す否定するという意味でのNOでは無いかと。

四分休符虫と一緒に考えれば十分考えられます。

 

ひとまず考察はここまで!また情報が出次第、また考察しようと思います!

ここまで読んでくださりありがとうございます!

 

 

空の理想郷におけるのび太(空の理想郷ネタバレ有考察)

ネタバレ有考察ブログ第5弾!このブログはネタバレありです!まだ見れてない方、ネタバレが嫌な方は読むのをお控えください!

 

空の理想郷では前半から中盤、「のび太」が主に描かれていましたよね。映画シリーズではのび太が中心なのは当たり前なのですが、今回はその当たり前に意味を持たせていた気がします。

 

のび太=レイ博士

今作、終盤突然出てきて「君は昔の私みたいだ」と言ったレイ博士です。

私なりの考察では、前回のエンディング考察でも話したのですが、友達ができなかった世界線のび太だと思っています。

※ここで言う友達とはドラえもんのことです。

 

その自分なりの考察を踏まえて今からの考察を見ていただければ幸いです。

 

のび太が追い求めた理想郷 

この映画、前半、中盤は特にかなりのび太は理想郷にこだわってましたよね。探したり見つける際も、暮らす際も、三賢人が悪と知った時も受け入れられてませんでしたよね。

 

個人的にあれは、レイ博士の過去のび太を使って描いてるんじゃないかと思います。

 

レイ博士は昔のび太みたいだったと言われていたのでそんな博士が恨み作り上げた理想郷ほど、のび太が今、思い描いてる理想郷だったんじゃないかと思います。あの時、ドラえもんマリンバがいなかったらもしかしたらのび太もレイ博士のような過ちをしていたかもしれません。

 

レイ博士の過去を描いているというのは優しいジャイアンに疑問を持ち始める前まで。争いがなくバカにされないそんな世界を求め、見つけたら誰よりも張り切っている様子です。

 

レイ博士の過去が描かれてないのも代わりにのび太を描くことで表しているんだと思います。

 

パラダピアンライトが効かない理由

のび太にはパラダピアンライトが効きませんでした。

レイ博士と同じ境遇のサンプルだったのが大きいのかなと思います。あとは博士とは真逆の友情というものが人一倍強かったからだと思います。

今回の映画では「のび太のイメージ」というのがよく影響していると思います。

41作も大冒険してきたことで、誰とも仲良くなれたり、5人との強い友情、ドラえもんとの強すぎる友情というのが描かれてきました。

今までがそんな友情を描いてきたのに対して、今作は今まで描いてきたのを踏まえて、5人の友情が強いのは大前提として描かれている気がします。

今までの冒険があったからこそパラダピアンライトが効かなかったんだと思います。

 

次回はソーニャとそんなレイ博士の関係について考察しようと思います。

 

空の理想郷ED考察(ネタバレ有)

ネタバレ有考察第4弾はエンディングについて考察し、語りたいと思います! ネタバレが含まれますので注意してくださいね!

エンディング、映画の名場面が流れた後にキャラのその後が描かれます。まずはその後の様子について話してから考察について話します。

ジャイアンスネ夫

野球をしていました。ボールが飛んで驚いていたのでのび太が頑張って1回きりかもしれないホームランを打ったのでしょうか。

 

しずかちゃん

バイオリンを弾いて、女友達、しずかママを困らせていました。

 

マリンバ

星空の下でマントを風になびかせながら立っていました。

 

ハンナ

22世紀の街並みの中、風に髪をなびかせながら笑顔を輝かせてました。

 

ソーニャ

生まれ変わって目つきが変わり、首輪を着け、ポケットをつけたソーニャが木々が並ぶ道(公園)でのび太のような顔でおさげをした女の子と昔ののび太のような幼い男の子の兄弟と触れ合い、真っ赤なスカーフを巻いてもらい、兄弟の寝顔を暖かい眼差しで眺めています。そして空を見上げて…

 

ドラえもんのび太

空を見上げていました。虹がかかる空を空き地の土管の上で2人で手を繋いで…。

 

考察

ジャイアンスネ夫・しずかちゃん

「個性」を表す描写。好きなことをしてジャイアンスネ夫はびっくりして、しずかちゃんは楽しんで、友達はちょっと苦しんで笑

好きなことをできる楽しさ、表情やリアクション、感情がある素晴らしさを表してるイラストなんだと思います。

 

マリンバ

空を見上げてどこかかしこまった顔をしていました。ドラたちの前では明るく振舞ってましたが、マリンバもソーニャのことを思って見あげていたんじゃないのかなと思います。

 

ハンナ

ジャイアンたちの時に話した感情がある素晴らしさを表していると同時に、顔も変わってないのにどこか垢抜けたような解放したような笑顔をしていました。日常生活を楽しめてなかったからパラダピアに行ったのですが、今は日常生活をエンジョイしてるんじゃないのかなと思います。

 

ソーニャ

改造され、生まれ変わったソーニャ。目つきが変わりドラ達と似たような格好をしていました。

そこに来る2人の兄弟。のび太に似ている理由を考察します。

それは、今作は色んなのび太たちによる話だからです。

 

まずは、「理想郷」をめざし、見つけ、誰よりも初めは楽しんでいた「野比のび太

 

次に、昔「のび太」だったというレイ博士

 

最後にソーニャと友達になった兄弟

 

4人に共通して言えることはのび太に関連しているというところです。

 

ドラえもんのような友達がおらず、苦しさ、惨めさに感じる生活を送り、悪魔の発明をしてしまったレイ博士。

 

ドラえもんがいることで友達がいることで楽しめ、未来が変わったのび太

 

最後にソーニャの友達となった兄弟がのび太に似ているのはソーニャがいなければレイ博士のようになっていたのかもしれないのを、ソーニャがいることで、友達になったことでのび太のように心優しく育つということなのではないかと思います。

 

ソーニャにとっても、ダメロボットと言われ捨てられ、それを改造してくれたところも本当の居場所ではなかった、どこにも居場所がなかったソーニャが生まれ変わり、友達ができることで自分の存在意義、居場所ができたのだと思います。

 

ソーニャにとっても、兄弟にとっても幸せになれたそんなシーンじゃないかと思います。

 

スカーフを巻いていたのは過去の自分への名残と離脱だと思います。過去を全て捨てるのではなく少しは残す。でも色を変えることでまた新たに頑張ろうという感じではないでしょうか?

 

ドラえもんのび太

空を見上げ、ソーニャと会えたらいいなと思い、ソーニャまた空を見上げてドラえもんに会いたいと思う。

ドラえもんにとって空は大切な友人を亡くした場所でも生まれ変わってソーニャもまた同じ空を見ているかな?と悲しみも少しあるけど期待と希望に膨らんだそんな気持ちで空を見ていたんじゃないかな?と思います。

 

皆さんの考察も是非コメントください!

最後のドラの言葉(空の理想郷ネタバレ有考察)

空の理想郷ネタバレ有考察第3弾!タケコプター、ソーニャときて、今回はドラえもんについて語っていきたいと思います!

空の理想郷、ラストのラストでの会話のやり取り。

ママの元にのび太のテストが飛んできます。(前半に入れた袋が破け飛んできて)

ママがのび太に起こるシーン。ドラえもんが何気なく、こんなことを言います。

「戻るべきところに戻ったんだろ。」

このセリフ、何気ない言葉ですがこの映画に必要不可欠な言葉だと思うんです。

 

このセリフが表す意味

このセリフからはテストがママの元に戻ったのが戻るべきところと言ってるのですが、他にも意味があると思うんです。

 

のび太が虫になったドラを見つける

・ソーニャメインメモリーのび太たちの元に落ちてくる

 

都合が良いなと思うかもしれませんが、これこそ「戻るべきところに戻った」のでは無いかなと思います! ドラのとこに落ちたおかげでソーニャは戻るべき世界に、幸せになれる生活が生まれ変わって送ることができているのですから。

 

さりげなく言ってますが、この映画にとって重要なセリフだと思います!

次回はエンディングについて語ります。