ネタバレ有考察第4弾はエンディングについて考察し、語りたいと思います! ネタバレが含まれますので注意してくださいね!
エンディング、映画の名場面が流れた後にキャラのその後が描かれます。まずはその後の様子について話してから考察について話します。
ジャイアンとスネ夫
野球をしていました。ボールが飛んで驚いていたのでのび太が頑張って1回きりかもしれないホームランを打ったのでしょうか。
しずかちゃん
バイオリンを弾いて、女友達、しずかママを困らせていました。
マリンバ
星空の下でマントを風になびかせながら立っていました。
ハンナ
22世紀の街並みの中、風に髪をなびかせながら笑顔を輝かせてました。
ソーニャ
生まれ変わって目つきが変わり、首輪を着け、ポケットをつけたソーニャが木々が並ぶ道(公園)でのび太のような顔でおさげをした女の子と昔ののび太のような幼い男の子の兄弟と触れ合い、真っ赤なスカーフを巻いてもらい、兄弟の寝顔を暖かい眼差しで眺めています。そして空を見上げて…
ドラえもんとのび太
空を見上げていました。虹がかかる空を空き地の土管の上で2人で手を繋いで…。
考察
「個性」を表す描写。好きなことをしてジャイアンとスネ夫はびっくりして、しずかちゃんは楽しんで、友達はちょっと苦しんで笑
好きなことをできる楽しさ、表情やリアクション、感情がある素晴らしさを表してるイラストなんだと思います。
空を見上げてどこかかしこまった顔をしていました。ドラたちの前では明るく振舞ってましたが、マリンバもソーニャのことを思って見あげていたんじゃないのかなと思います。
ハンナ
ジャイアンたちの時に話した感情がある素晴らしさを表していると同時に、顔も変わってないのにどこか垢抜けたような解放したような笑顔をしていました。日常生活を楽しめてなかったからパラダピアに行ったのですが、今は日常生活をエンジョイしてるんじゃないのかなと思います。
ソーニャ
改造され、生まれ変わったソーニャ。目つきが変わりドラ達と似たような格好をしていました。
そこに来る2人の兄弟。のび太に似ている理由を考察します。
それは、今作は色んなのび太たちによる話だからです。
まずは、「理想郷」をめざし、見つけ、誰よりも初めは楽しんでいた「野比のび太」
次に、昔「のび太」だったというレイ博士
最後にソーニャと友達になった兄弟
4人に共通して言えることはのび太に関連しているというところです。
ドラえもんのような友達がおらず、苦しさ、惨めさに感じる生活を送り、悪魔の発明をしてしまったレイ博士。
ドラえもんがいることで友達がいることで楽しめ、未来が変わったのび太。
最後にソーニャの友達となった兄弟がのび太に似ているのはソーニャがいなければレイ博士のようになっていたのかもしれないのを、ソーニャがいることで、友達になったことでのび太のように心優しく育つということなのではないかと思います。
ソーニャにとっても、ダメロボットと言われ捨てられ、それを改造してくれたところも本当の居場所ではなかった、どこにも居場所がなかったソーニャが生まれ変わり、友達ができることで自分の存在意義、居場所ができたのだと思います。
ソーニャにとっても、兄弟にとっても幸せになれたそんなシーンじゃないかと思います。
スカーフを巻いていたのは過去の自分への名残と離脱だと思います。過去を全て捨てるのではなく少しは残す。でも色を変えることでまた新たに頑張ろうという感じではないでしょうか?
空を見上げ、ソーニャと会えたらいいなと思い、ソーニャまた空を見上げてドラえもんに会いたいと思う。
ドラえもんにとって空は大切な友人を亡くした場所でも生まれ変わってソーニャもまた同じ空を見ているかな?と悲しみも少しあるけど期待と希望に膨らんだそんな気持ちで空を見ていたんじゃないかな?と思います。
皆さんの考察も是非コメントください!