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空の理想郷におけるのび太(空の理想郷ネタバレ有考察)

ネタバレ有考察ブログ第5弾!このブログはネタバレありです!まだ見れてない方、ネタバレが嫌な方は読むのをお控えください!

 

空の理想郷では前半から中盤、「のび太」が主に描かれていましたよね。映画シリーズではのび太が中心なのは当たり前なのですが、今回はその当たり前に意味を持たせていた気がします。

 

のび太=レイ博士

今作、終盤突然出てきて「君は昔の私みたいだ」と言ったレイ博士です。

私なりの考察では、前回のエンディング考察でも話したのですが、友達ができなかった世界線のび太だと思っています。

※ここで言う友達とはドラえもんのことです。

 

その自分なりの考察を踏まえて今からの考察を見ていただければ幸いです。

 

のび太が追い求めた理想郷 

この映画、前半、中盤は特にかなりのび太は理想郷にこだわってましたよね。探したり見つける際も、暮らす際も、三賢人が悪と知った時も受け入れられてませんでしたよね。

 

個人的にあれは、レイ博士の過去のび太を使って描いてるんじゃないかと思います。

 

レイ博士は昔のび太みたいだったと言われていたのでそんな博士が恨み作り上げた理想郷ほど、のび太が今、思い描いてる理想郷だったんじゃないかと思います。あの時、ドラえもんマリンバがいなかったらもしかしたらのび太もレイ博士のような過ちをしていたかもしれません。

 

レイ博士の過去を描いているというのは優しいジャイアンに疑問を持ち始める前まで。争いがなくバカにされないそんな世界を求め、見つけたら誰よりも張り切っている様子です。

 

レイ博士の過去が描かれてないのも代わりにのび太を描くことで表しているんだと思います。

 

パラダピアンライトが効かない理由

のび太にはパラダピアンライトが効きませんでした。

レイ博士と同じ境遇のサンプルだったのが大きいのかなと思います。あとは博士とは真逆の友情というものが人一倍強かったからだと思います。

今回の映画では「のび太のイメージ」というのがよく影響していると思います。

41作も大冒険してきたことで、誰とも仲良くなれたり、5人との強い友情、ドラえもんとの強すぎる友情というのが描かれてきました。

今までがそんな友情を描いてきたのに対して、今作は今まで描いてきたのを踏まえて、5人の友情が強いのは大前提として描かれている気がします。

今までの冒険があったからこそパラダピアンライトが効かなかったんだと思います。

 

次回はソーニャとそんなレイ博士の関係について考察しようと思います。