空の理想郷を見ての感想第1弾です。今回、なぜタケコプターをメインにしてるかというと個人的にタケコプターになんか意味があるんじゃないかと思ったからです。
最後の最後に出した意味
今回、空が舞台なのに終盤までタケコプターが出てきませんでしたよね。普段のドラ映画でも最後まで出てこないということはあまりないんですよ。
個人的にはタケコプターが存在する意味を描いたんじゃないかと思います。タイムツェッペリンとか飛行機とかたくさんあるけどやっぱりタケコプターだよね。という感じというか、毎年映画に必要なアイテムであるわけですが、ここまで自慢げにタケコプターを出したり、一種のキーアイテムとなることはあまりないと思うんです。
そういう面でもタケコプターの良さ(?)を描く面もあるのかな?と思います。
タケコプターは命綱
過去映画にもタケコプターの電源が切れて落ちる描写はありますが、今回はソーニャがドラたちのタケコプターを壊すことで自らの命綱を切ったという感じで、なかなかない描写です。
個人的にこの描写が大好きです。
普段、何気なく使われてるタケコプター。そんなタケコプターの便利さ、儚さが最後の数分に凝縮してる気がします。
ソーニャのタケコプター
ソーニャもタケコプターを持っています。しかし回収されてましたよね。レイ博士に。
パラダピアではクリオネラの乗り物に乗っていたソーニャ、でも現実世界に出る際に使ったのはタケコプター。
日常、現実世界(ドラ世界の)に使う空を飛ぶものの象徴として描いたんじゃないかと思います。
ソーニャのタケコプターは紫。ドラは黄色、そんな何気ない描写にも「個性の大切さ」が現れている気がします。ドラミのピンクタケコプターもあるから何気なく感じるかもしれませんが、みんな同じクリオネラ飛行機に乗って同じような服を着て、そんな世界から抜け出すという面でかなり良い描写だと思います。
空の理想郷のメインひみつ道具
タイムツェッペリンもメインだと思います。かなりのメイン。
タケコプターの様々な面が数分間にここまで描かれたことは無いと思うからです。
改めてタケコプターっていいなと思いました。